TomcatのAJPコネクタを有効化します。これで8009ポートでTomcatにアクセスできます。
まずは対象のxmlをみてみましょう。
sudo vim /opt/tomcat/conf/server.xml
デフォルトだとConnector protocol=”AJP/1.3″はコメントアウトになっています。またaddress=”::1″になっているので、まずはコメントアウトを外してaddress=”::1をaddress=”127.0.0.1″に変更します。また、 secretRequired=”false” を追記します。
<Connector protocol=”AJP/1.3″
address=”127.0.0.1″
port=”8009″
redirectPort=”8443″
maxParameterCount=”1000″
secretRequired="false" />
・AJPコネクタの確認
ポート8009でリスンしているか確認します。8009が表示されるようになった場合、ApacheとTomcatの間のAJP接続は有効になります。ただし、設定ファイルを変更したので確認の前にTomcatを再起動しておきましょう。
sudo systemctl restart tomcat
netstatで8009ポートが使われているか確認します。
netstat -tuln | grep 8009
使われていそうです。ちなみに再起動のコマンドを打つ前にnetstatを実行したら表示されなかったので設定ファイルを変更した場合はTomcatの再起動は忘れないようにしましょう。TomcatのAJPのデフォルトポートは8009ですが、ただ、果たしてTomcatがリスンしているかはわかりません。他のサービスが8009を使っている可能性だって考えられます。
sudo lsof -i :8009
8009のポートを使っているサービスを確認します。COMMANDがJavaでUSERがtomcat
、ポートがAJPのデフォルトポート8009であることからTomcatが動いている、と判断して良さそうです。
これでTomcatの起動は確認できました。