OSSのミドルウェアやソフトウェアをインストールし、設定するためには何かしら練習用にサーバを契約する必要があります。ハードウェアを準備するのはちょっとやりすぎだし、AWSのEC2でもいいけれどちょっと高い、かつIAMなどの設定も必要になります。そのため個人的にはVPSサーバを契約するのが最も安価にサーバ構築の練習ができると思っています。諸々ありますが、個人的に長年使っているというのもあり、使いやすいのはさくらのVPSです。自分調べでは最も安価です。月々最安値でも880円ほどで使えますし、翌月ぐらいには解約が可能だった気がします。ぜひ練習用に1つVPSを契約してください。900円なんてランチ1回分です。投資するには安すぎるぐらいです。ちなみにsakuraのVPSですが、確か2週間ほど無料で試せる無料期間があります。ありがたいですが、機能が制限されていてサーバ構築するためのポート許可などができなかった気がしますので無料期間はすぐに終了して本契約してください。無料のままだとほぼ何もできませんので。
まずサクラのアカウントを作成します。会員ログインから進めてアカウントを作ってください。
右上の新規追加を押して、VPSを選択してください。
適当にOSを選択します。後ほど変更できるのでなんでも良いです。
大事な点はここです。最安値の1Gプランを選択します。リージョンを石狩第1にします。東京第2や大阪第3よりも50円以上は安いです。練習用なら安いに越したことはありません。石狩第1にしましょう。購入台数は1台で大丈夫ですが、たくさんサーバを用意してサービス運用までしたい場合は複数台契約しても良いかもしれません。ちなみに僕は2台契約中です。
あとは流れに沿って進めていけば問題なく契約できるはずです。SSHキーの設定なども後でやり直しできるのでとりあえずそのままでも問題ありません。ポイントは1Gプラン、石狩第1リージョンのセットです。これが最もリーズナブルです。契約できれば無事完了です。改めてですが、無料の2週間契約は2週間待たずとも本契約に進みましょう。サーバ構築に制限があるのでほぼ何もできません。無事契約できましたらサーバ構築の用意ができたと思って大丈夫です。構築して潰して、構築して潰してを繰り返しましょう。一度構築してもOSを再インストールすれば何度でも繰り返せます。RedHat系(CentOSなど)もDebian系(Ubuntuなど)もありますので色々と試すことができます。